花の名所

街道付近の花の名所の概要

伊勢国お庭街道の周辺には、四季折々の花が美しく咲き誇る名所が数多くあります。

春には「なばなの里」で色とりどりのチューリップや桜が広がり、初夏には「赤目四十八滝」周辺で鮮やかなアジサイが楽しめます。

夏には「伊勢志摩」のヒマワリ畑が太陽の下で輝き、秋には「御在所岳」の紅葉と共にリンドウの花が咲き誇ります。

冬には「椿大神社」で見事な椿が彩りを添え、一年を通して花の魅力を堪能できます。

伊勢国お庭街道を巡りながら、自然が織りなす華やかな風景をぜひご堪能ください。

諸戸氏庭園(桑名市)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

明治時代に諸戸清六の所有となり、西隣に新しく御殿を建て、庭園を拡張しました。御殿の玄関は当時の外務省の玄関を模し、広間は西本願寺の広間を模していると言われています。

庭園の池は「潮入りの池」と称され、海水の干満に応じて景観が変化します。

なばなの里(桑名市)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

季節ごとに変化する美しい花々が咲き誇る花のテーマパークです。日本最大級の敷地面積を誇る約43,000平方メートルの花ひろばでは、春はチューリップやネモフィラ、秋はコスモスやダリアが見頃を迎えます。

また、ベゴニアをはじめ世界各国から集めた数百種・約12,000株の花々を見られる大温室「ベゴニアガーデン」は、花々に包み込まれる絵画のような世界が広がります。

冬季を中心に開催される「なばなの里イルミネーション」は、国内最大級のスケールで幻想的な光に包まれ、来場される人を大いに魅了します。

御在所ロープウエイから見下ろす紅葉(菰野町)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

鈴鹿山脈の主峰をなす標高1,212mの御在所岳山上と麓を結ぶロープウエイ。

全長2,161m、高低差780m、所要時間は約15分です。ゴンドラから見える大パノラマの絶景をお楽しみいただけます。

御在所岳の豊かな自然が育む様々な植物。「地蔵岩」をはじめとした奇岩、巨岩。運が良ければ特別天然記念物であるニホンカモシカの姿も見られます。

山上の展望レストラン「ナチュール」では絶景を見ながら食事を楽しめます。

三重県指定名勝稲生山の躑躅(つつじ)(鈴鹿市)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

伊奈冨神社境内地である稲生山は、毎年春にムラサキツツジ(和名・コバノミツバツツジ)が咲き誇り「紫雲がたなびくような美しさ」とも言われる景勝地です(三重県指定名勝)。

開花時期である4月上旬から御例祭の4月16日頃、神社では「つつじまつり」が開催され、雅楽の奉納演奏や奉祝マルシェ、御例祭祭典後の餅撒きなどで賑わいます。

3年に1度の式年大祭では獅子舞も舞われ、穏やかな稲生の里の春の風情を楽しめます。

鈴鹿の森庭園(鈴鹿市)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

日本の伝統園芸文化のひとつであるしだれ梅の「仕立て技術」の存続と普及を目的とする研究栽培農園です(運営/赤塚植物園グループ)。

「呉服枝垂(くれは)しだれ」を中心に、巧みの技と歴史が受け継がれた梅の名木が約200本。毎年、開花時期に合わせ一般公開しています。

中には「天の龍」「地の龍」と名付けられた日本最古と思われる2本のしだれ梅の古木もあります。

レッドヒルヒーサーの森(津市)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

シャクナゲを中心に約1,000品種1万本以上の花木を楽しむことができる里山です。

広さ約60,000㎡の園内には世界一のっぽの木とよばれる「センペルセコイア」の大木が育ち、野山をかけめぐる「森のエリア」と、ローズガーデンやスイレンの咲く池が魅力の「花のエリア」があり、大自然の恵みを感じることができます。

松阪農業公園ベルファーム(松阪市)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

「食育」「緑育」「健育」をコンセプトにした農業公園です。

四季折々の花が咲く「イングリッシュガーデン」、新鮮な地元野菜を直売する「農家市場」、様々な体験ができる「まなびの工房」、お土産売り場や食材にこだわった飲食店が併設しています。

園内では毎年様々なイベントを開催致します。3つの池(鬼ケ窪池・笊池・四郷池)を中心に自然道を一部ビオトープとして整備。

池の堤には色とりどりの花が咲き、自然を満喫しながら約1.3km の遊歩道を散策できます

大賀蓮(おおがはす)(玉城町)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

大賀ハス(蓮)とは、昭和26 年、千葉市の東京大学農学部検見川厚生農場で、ハス博士といわれた故「大賀一郎」博士(当時関東学院大学教授)が、縄文時代に咲いていた古代ハスの種三粒を発見し、そのうちの一粒の開花に成功したものと言われています。

この大賀ハスは、平成の初め頃、故加藤正文氏(勝田町)から寄贈された大賀ハスの種、蓮根を水槽に入れて栽培し開花したものです。

そのハスを田丸城築城670周年記念として内堀に移植しました。

神宮ばら園(伊勢市)

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

例年春と秋の2回、見頃を迎える広さ約1,000㎡のばら園。

つるのバラのトンネルアーチをくぐった園内には、休憩舎と散歩道が設けられ、皇族の名を冠したバラ『プリンセスローズ』をはじめ、150種類、450株が咲き乱れます。

※ツアーの開催状況等は必ずツアー会社HPをご確認下さい