![伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会](https://www.ise-oniwakaido.jp/cms/wp-content/uploads/2025/03/nas5.png)
庭園概要
開園面積 | 約850坪 |
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入園料金 | 一般300円 高校生以上の学生200円 5名以上29名未満240円 30名以上200円 |
公開時期 | 通年公開 |
施設管理者 | 北畠神社 |
その他 | 北畠氏館跡庭園は、北畠神社の神苑の一部で伊勢国司・北畠氏居館の遺跡です。 享禄3年(1530 年)関東管領・細川高国(第7代国司・北畠晴具卿の岳父)によって作庭されたと伝えられており、昭和11年に国の名勝史跡の指定を受けています。武家書院庭園で、池泉鑑賞様式となっており、池の汀線が複雑に屈曲しているため「米字池」と呼ばれ、その護岸の石が大きく堅牢であるのが特徴です。なだらかな稜線の築山には杉の巨木が立ち、その山裾には枯山水が築かれています。中央に約1.9mの立石(孔子岩)が立ち、これを取り巻く10数個の石群がひれ伏すように散在し、真上から見ると渦巻上に配置されており、専門家からも評価が高い石組です。 室町時代の庭園としては珍しい素朴で豪放、野性的な庭園で、三大武将庭園(『一乗谷朝倉氏庭園』【福井県】・『旧秀隣寺庭園』【滋賀県】)のひとつとしても知られます。またモミジなどの樹々も多く、春~夏は新緑、秋は紅葉のスポットとしても名高く、他、近年は苔が美しい庭園とも知られています。 |
ギャラリー
メッセージ
【伊勢本街道周辺を活発化し、賑わいを創ること】
この多気の地域は大和と伊勢神宮を繋ぐ伊勢本街道が通っており、南北朝時代以降、北畠氏が伊勢国司として活躍した頃、この地域は北畠氏の居館を中心に城下町として栄えたとされています。
またお伊勢参りが盛んになった頃、多くの参宮客がこの街道を利用し、宿場町が作られ、この地域は大変賑わいました。
この地域には『伊勢本街道を活かした地域づくり協議会』があり、季節のイベントを通じ、歴史や自然、地域の人たちとの交流を図っています。また、江戸時代のお伊勢参り、抜け参りの人たちを支えた宿場町「石名原宿」「奥津宿」「多気宿」があり、当時の名残を残しつつ、屋号札を掲げたり、街並みの情緒を残しています。
協議会としては、「伊勢本街道を歩く」というウォーキングイベントを季節毎に各地域の見どころを案内し開催しており、これからも街道沿いの賑わい創出に貢献していきます。
☆春(3月)石名原宿
灯籠巡り・三多気の千本づき(餅つき)など
三多気の桜・ミツマタの群生地・女郎石
☆夏(8月)奥津宿
宿場町巡り・あまごつかみ
若宮八幡宮・八幡神社
☆秋(11月)多気宿
北畠神社・遊郭跡・役行者などの散策し、「街道鍋」(猪鍋)などの振舞
町屋宿・谷町宿
アクセス
〒515-3312
三重県津市美杉町上多気1148
外部サイトリンク
※ツアーの開催状況等は必ずツアー会社HPをご確認下さい
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