真宗高田派本山 専修寺 雲幽園

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

庭園概要

開園面積 10,750(㎡)
入園料金 500 円
公開時期 年中無休(完全予約制)(雨天入園不可)
施設管理者 真宗高田派本山 専修寺
その他 雲幽園は中心の池を巡って歩く回遊式庭園と茶室である安楽庵で構成されております。入口から右へ、竹藪の間の苔むした道を進むと、茅葺の門があります。
そこから右手に進むと、杉苔が草むした広いお庭で、向うに安楽庵の書院が見えて、静寂そのものです。
道を左手にとると、潜り門があって、そこからが内露路です。砂雪隠や待合があって、茶席へつづくあたりは石の配置一つにも趣向が凝らされていて、この庭の大きなポイントです。
樹の間がくれに見る中の島も風情があります。
水際にも石組を全く使わない州浜形で、言わば自然そのままの姿が楽しめます。
 
安楽庵は茅葺屋根の瀟洒な建物で、踏石の左上に刀掛けの棚があり、むかし武士
はここへ刀を掛けて入りました。入口はいわゆる「にじり口」で六十センチ四方ほ
どの狭いところからにじり寄って入ります。
千利休の長男道安と織田信長の弟有楽斎長益の二人の高名な茶人の工夫が中心
になった茶室なので「安楽庵」という名がついたようです。

ギャラリー

メッセージ

【伊勢別街道周辺を活性化し、賑わいを創ること】
真宗高田派本山 専修寺は親鸞聖人を開山とする寺院で、三重県津市一身田にあり、伊勢別街道と東海道の交わる場所柄、古くからお伊勢参りの際に参拝される寺院として栄えました。
広大な境内には三重県唯一の国宝建造物である「如来堂」「御影堂(みえいどう)」をはじめ、十一棟の重要文化財を所有する古刹寺院です。
国宝建造物の背後に広がる趣深い雲幽園は映画のロケ地としても注目を集めております。
専修寺周辺の土地を寺内町と呼び、一身田寺内町は環濠がほぼ完全な形で現存しており、古くからの街並みが残されております。
伊勢別街道沿いには窪田の常夜燈があり、かつて近江国から伊勢神宮に寄進される際に利用されていた名残を確認することが出来ます。

専修寺では毎月16 日は親鸞聖人の月命日として御参廟と朝粥(2 月~12 月)を行っており、朝の勤行後には通常非公開の雲幽園を特別に見学できます。
また、寺内町の和菓子屋4店舗が協力した報恩菓は月毎テーマを替え季節の和菓子を楽しめます。
団体ツアーなども多く受けいれており、名古屋方面や大阪方面などから伊勢神宮に参拝をされる際の立ち寄り場所として今でも利用されております。
今回の計画により更なる参拝者の増加が見込まれ、寺内町周辺に人の流れもできるので地域活性化します。

伊勢國お庭街道|伊勢神宮の参拝に繋がる[令和のお伊勢参り]|三重ガーデンツーリズム協議会

アクセス


〒514-0114
三重県津市一身田町2819 番地

外部サイトリンク

※ツアーの開催状況等は必ずツアー会社HPをご確認下さい